これから焼肉店を開業しようと考えている方もいらっしゃるかと思います。
とはいえ、はじめて焼肉店を開業する場合、
- 開業するときのコツはある?
- どのような資格が必要なのか
- 必要な資金調達額はどのくらいなのか
という点は気になるところですね。
そこで今回は焼肉店の開業のポイントや必要な資金調達額、資格を解説していきます。
目次
焼肉店の開業の3つのポイント
焼き肉店の開業の際の3つのポイントは下記の通りです。
- FL比率を抑える
- 良い立地に焼肉店を開業する
- 十分な資金調達を行う
具体的に解説していきます。
FL比率を抑える
焼肉店にとって、最も大きなポイントとなるのがFL比率です。
このFL比率を60%以下に抑えることが焼肉店成功の一つのポイントとなるでしょう。
FL比率は売上に対するFood(食材費)とLabor(人件費)の割合のことをいいます。
焼肉店は他の飲食店と比較するとFL比率が高くなる傾向にあります。
理由は原材料となる精肉の価格が高いためです。
FL比率のFの比率が高くなり、前々利益が残らないというケースも少なくありません。
そのため、いかにしてFL比率を抑えるかというのが重要なポイントとなってくるのです。
FL比率を抑えるためのポイントは下記の3つです。
- 生産者や卸売り業者から直で精肉を仕入れる
- 効率的な人員配置により、人件費を下げる
- 客単価を向上させ、売上高を上げる
このような工夫し、FL比率を抑えることが焼肉店成功への第一歩といえるでしょう。
良い立地に焼肉店を開業する
良い立地に店舗を構えるという点もFL比率を抑えることに並んで重要です。
飲食店は立地が非常に重要です。
立地により集客力や家賃など経営に重要な数値が左右されるためです。
顧客のターゲットを明確にし、しっかりと集客が見込めそうな立地を十分に検証してから開業するようにしましょう。
十分な資金調達を行う
焼肉店は開業費用がかかりやすい業種です。
そのため、十分な資金調達を行い、ゆとりをもった経営を行うことが重要です。
実際に日本政策金融公庫の「2020年度新規開業実態調査」によると、新規開業者が開業後に最も苦労したことは「資金繰り、資金調達(55.0%)」と最も多いという調査結果が出ました。
予め、しっかりと自己資金を準備するとともに、長期で借入を行い、安定した経営基盤を構築していきましょう。
実際の行うべき資金調達額の目安は次の章で解説していきます。
焼肉店に必要な資金調達額
焼肉店を開業するには2,500万円から5,000万円ほど資金調達する必要があります。
焼肉店は他の飲食業態と比較すると、初期投資が大きく必要な業態なためです。
換気システムに多額な投資が必要な上に、肉の費用も高いためです。
ですので、融資はもちろんのこと、事前に十分な自己資金を準備しておくことをおすすめします。
実際に必要な資金調達額は焼肉店のフランチャイズを貴闘炎の資料によると初期費用の目安は下記の通りでした。
【25坪以上】
| 概要 | 金額 |
| フランチャイズ加盟料 | 3,000,000 |
| 保証金 | 2,500,000 |
| 開業費 | 2,200,000 |
| 設計管理料 | 1,500,000 |
| 研修費 | 500,000 |
| システム費用 | 2,100,000 |
| 厨房機器 | 6,000,000 |
| 内装工事 | 12,000,000 |
| 合計 | 29,800,000 |
【25坪未満】
| 概要 | 金額 |
| フランチャイズ加盟料 | 3,000,000 |
| 保証金 | 2,000,000 |
| 開業費 | 2,200,000 |
| 設計管理料 | 1,000,000 |
| 研修費 | 500,000 |
| システム費用 | 1,700,000 |
| 厨房機器 | 3,300,000 |
| 内装工事 | 8,000,000 |
| 合計 | 21,700,000 |
この通り、初期費用に2,000万円以上の金額がかかります。
飲食店の初期費用は一般的には1,000万円前後とされいますので、倍以上の投資を必要とする計算となります。
また、大衆ホルモン・やきにく煙力の初期費用の目安は下記の通りです。
【スケルトン状態から2階だて30坪】
| 概要 | 金額 |
| フランチャイズ加盟料 | 2,500,000 |
| 保証金 | 4,600,000 |
| 開業費 | 2,150,000 |
| 設計管理料 | 300,000 |
| 研修費 | 500,000 |
| システム費用 | 1,700,000 |
| 厨房機器 | 3,300,000 |
| 食器など | 800,000 |
| 内装工事 | 29,900,000 |
| 合計 | 44,050,000 (税込 47,995,000) |
2階建てなので、高額な費用となっており、5,000万円近い初期費用が必要となります。
このように焼肉店は換気システムや焼き肉台など多額の設備投資が必要のため、通常の飲食店開業よりも多くの資金調達が必要な傾向にあります。
その後の運転資金を考慮しても、フランチャイズでスケルトン状態から開業する場合、小さな箱で2,500万円、大きな箱の場合は5,000万円程度は最低限用意しておくことをおすすめします。
また、フランチャイズなしで居抜き物件を利用することで安く開業することができます。
その場合でも、1,500万円~2,500万円程度の開業資金は準備しておくことをおすすめします。
焼肉店を開業するのに必要な資格や許可は?
焼肉店の開業に必要な資格や許可は下記の通りです。
| 資格や許可 | 届け出先 | 要件 |
| 食品営業許可申請 | 保健所 | 全店舗 |
| 防火管理者選任届 | 消防署 | 収容人数が30人を超える店舗 |
| 防火対象設備使用開始届 | 消防署 | 建物や建物の一部を新たに使用し始める場合 使用形態を変更する場合 |
| 火を使用する設備等の設置届 | 消防署 | 焼肉店全店舗 |
焼肉店だからといって、特別必要な資格や許可はなく、飲食店共通で必要な資格や許可となっています。
これらの許可をとらなければ営業できないので、必ず開業前に取得しましょう。
まとめ
今回は焼肉店の開業の上で重要な3つのポイントと必要な資金調達額や資格というテーマで解説させていただきました。
ポイントは下記の通りです。
- ポイントはFL比率、立地、十分な資金調達の3つ
- 必要な資金調達額は2,5000万円~5,000万円程度
- 居抜きやフランチャイズに加盟しないことで安く抑えられる
- 開業する上で必要な許可は他の飲食店と変わらない
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税理士・公認会計士 駒田裕次郎
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